セパレータ体7は、導電性処理をしたマニラ系の多孔質基材を所定の厚みに圧縮したものが用いられ、コンデンサの特性に応じて単層および多層のいずれかに設定される。セパレータ体7は、圧縮した単層のセパレータで構成してもよいし、圧縮した複数層のセパレータを重ね合わせて構成してもよい。多層の場合、例えば、同じ特性のセパレータの組み合わせであってもよいし、または、陽極箔5側のセパレータと陰極箔6側のセパレータを異なる特性のものにしてもよい。なお、多層構造の場合、二層に限定されず、二層以上であってもよい。また、セパレータ体7は、加水分解性を有しない布帛であり、例えば、天然繊維の不織布、合成繊維の不織布、フィブリル状耐熱性合成繊維、ナイロン・ポリアクリルニトリルのナノ繊維などが用いられる。