外郭温度で100°を目安としています。 考えとしてはマグネットワイヤの耐熱はこれまでのACやBLと大差なく直接測定ができない為、 マージンを持っています。 但し、製品によってはぎりぎりまで使用したいとの要望もあるため上限を上げる場合もあります。 また、大きい一体モータだと外郭100°では緩い場合もあるので下げる場合もあります。 その場合の考え方として モータとして一番最初に異常が発生する部分の温度を測定し、余裕があるかを確認する事です。 一般的な缶モータであればマグネットワイヤの耐熱を注意する必要があるので、回転体の場合は サーモペイントや停止後に熱電対を当てて温度を測定することをしています。 回転体でなければ熱電対で測定しています。 たまにはTOPBANDなどのモータだとブラシホルダユニットで使用している樹脂の耐熱が低く、 その耐熱温度までを限界とすることがあります。 単純にN=1の試験を行い結果として問題なければOKという考えだとばらついた時に焼損などが発生することが あり根拠がないので評価としては不十分と考えます。ご不明な点がありましたら連絡願います。以上よろしくお願いします。