EMI対策について質問に対する回答および質問を下に記載します。 【質問に対する回答および質問】①-1_インダクタの大電流に対する検討 マグネットワイヤ直径Φ1.2mm以上のチョークコイルであれば焼損しない可能性があると考えております。 御社でΦ1.2mmのチョークコイルを入手可能でしょうか? (見つからない場合は、弊社と取引のあるメーカーを紹介いたします) 焼損性の確認は最終的に製品状態で確認予定です。 温度的に厳しいようであれば、チョークコイルをモータ外部に取り付け 負荷軸に取り付けたファンでチョークコイルを冷却することを検討しております。 ①-2_実用電流 実用電流(通常):15~20A 実用電流(最大重負荷):30A程度 (コントローラで35Aの電流制限を設定しております)②-1_マキタのEMIテストの基準 一次試作機で CISPR14-1の規格値に対して6dB以上の余裕が確保 また、N増し試験(最低N=5)にてバラつきを考慮しても余裕度が確保できるようにする②-2_測定実力値 添付資料参照願います。 現在弊社の検討では、下記部品追加および進角設定により ノイズレベルをある程度低減できる結果が得られておりますので添付致します。 ・チョークコイル3uH/コンデンサ0.33uF内蔵仕様(進角:電気角10°/実角度5°) ・チョークコイル6uH外付け仕様(進角:電気角10°/実角度5°) ③御社にて対策案がありましたらお教え願います。 【追加問い合わせ】④-1_支給品の進角設定 現在のモータの進角はいくつですか? ④-2_進角の設定要否 進角は設定可能でしょうか? 現在、データを測定途中ではありますが、進角を設定すると一部ノイズレベルが下がる結果が得られております。 モータケースの上部品/下部品とヨークの溝の位置をずらすことで進角を設定できませんか? 設定可能な場合、どの程度の公差範囲であれば設定可能かお教え願います。 ④-3_「進角」に関わる位置決めの寸法/公差の問い合わせ モータ個体によってどの程度進角がずれる可能性があるか知りたいです。 全ての部品の寸法および公差を考えた時に進角がどの程度変わるかお教え願います。 可能であれば、部品の寸法と公差もお教え願います。(弊社でも確認のために寸法を追いたいと考えております) 例)アーマチュア / ブラシ / ブラシホルダ / ブラシホルダユニットの樹脂部品 / モータケースの上部品 / ヨーク / モータケースの下部品 特に、「モータケースの上部品とヨークの位置決めを溝で合わせている部分」と 「ヨークの円筒金属とマグネットの位置」の情報を詳しく知りたいと考えております。 「寸法/公差」および「製造方法(目視で位置決めしているのか、治具を使っているのか 等)」をお教え願います。 ④-4_「ブラシの当たる位置」に関わる位置決めの寸法/公差の問い合わせ コミュテータにあたるブラシの位置が個体によって大幅に異なっております。 ブラシの当たる位置は設計公差上どの程度モータ個体ごとズレる設計されているかお教え願います。 (添付資料参照願います)⑤品質チェックについて マグネットワイヤが一部被膜が抜けていたり、傷がついている個体があります。 生産工程上、不良品のチェックや動作確認は 「どのような方法」で「どのような基準」のもと、行われておりますか? (添付資料参照願います) 以下の質問用にモータ図面に記載した資料を添付します。 ⑥出力軸の寸法 45.0から46.5へ変更は可能でしょうか。可能であれば、現在MJ購買より依頼済みのモータ(6A-00001)から対応願います。 ⑦アルミの上下ハウジングを締めているネジ穴の寸法を図面追記 :単純に図面の情報不足です。 ⑧モータを製品に取り付ける際の位置決め追加 現場対応を考えると、モータの位置決めが必要です。アルミハウジングの底面側を設変する事は可能でしょうか?穴を開けさせてもらえれば製品のモータブラケットから凸を出す具体案を提示します。そのため、まずは対応可否、コスト変動について回答願います。 ⑨使用禁止物質はないか?確認です。上下ハウジング用のネジにゆるみ止め剤が塗布されていますが、使用禁止物質(RoHS)が含まれていなでしょうか? ⑩ブラシホルダを保持する樹脂部品にFR-4が使用されている件についてですが、耐熱温度の高い樹脂部品を選定することは可能ですか?