】こうした構成を持つ本発明のフリンジフィールド駆動液晶表示装置の製造方法は、次の通りである。図4及び図5を参照して、ゲートバスライン用金属膜例えばMoW膜が下部基板20上に蒸着されてから所定部分パターニングされ、ゲートバスライン21が形成される。その後、シリコン窒酸化膜(SiON)からなる第1ゲート絶縁膜22aと、シリコン窒化膜(SiN)からなる第2ゲート絶縁膜22bと、非晶質シリコン層及びドープト非晶質シリコン層とが順次蒸着される。続いて、ドープト半導体層、非晶質シリコン層及び第2ゲート絶縁膜22bは、活性領域(薄膜トランジスタ領域)の形態で所定部分パターニングされ、オーミックコンタクト層24とチャンネル層23が限定される。第1ITO膜は活性領域及び第1ゲート絶縁膜4a上に形成された後、活性領域の一側に存在するように所定部分パターニングされ、カウンタ電極25が形成される。このとき、カウンタ電極25は、上述した様に板形状で形成される。次に、電導性の高いアルミニウムを含む金属膜、例えばMo/Al/MoまたはMo/AlNd/Mo金属膜がカウンタ電極25の形成された下部基板20上に蒸着されてから所定部分パターニングされ、活性領域両側にソース、ドレイン電極26a、26bが形成されると同時に、ゲートバスライン21と交差する様に、データバスライン26が形成される。また、データバスライン26の形成と同時に、カウンタ電極25とコンタクトされるようにカウンタ電極25上に共通信号線260が形成される。その後、下部基板20の結果物上に保護膜27が蒸着される。続いて、薄膜トランジスタのドレイン電極26bが露出するように、保護膜27の所定部分がエッチングされる。その後、保護膜27上に露出したドレイン電極26bとコンタクトされるように第2ITO膜が蒸着される。その後、第2ITO膜はカウンタ電極25とオーバーラップされるように櫛形状でパターニングされ、画素電極28が形成される。