夢を見るシーンなのですが、エストニアで撮影したもので、夢の中に母親が出てきて、母親を引きとめようとしたシーンが印象に残っています。ハウォンは、結局、母親への愛情を見せているんですよね。ハウォンの愛情がジスへの片思いのように見えますが、それが 全てではなくて、ハウォンが信じて頼りにできるのが、母親が亡くなってからはジスで、ただジスもいなくなってしまうので、結局、母親 の不在、埋まらない母親の不在が表れていたと思います。 そして全般的にエストニアで撮った全てのシーンが印象に残っています。とても美しく綺麗だったんですよね。あと…エンディングでソウ の元にまたやってきて、眠っているソウを眺めているシーンも印象的でした。