本剤の臨床試験では検討されていない無治療患者(緑内障前治療薬の投与がなく、本剤を新たに投与した患者)の安全性について検討するため、緑内障前治療薬の有無別の副作用発現割合を比較したところ、「緑内障前治療薬なし5」は11.9%(31/261 例)、「緑内障前治療薬あり」は10.6%(117/1,108 例)であり、同程度であった。副作用の種類に関して、「緑内障前治療薬なし」で認められた主な副作用はいずれも「緑内障前治療薬あり」でも認められた。以上より、本剤の安全性について特段の問題がないことが確認できた。