青柳電子 斎藤様 いつもお世話になっております。文化シヤッターの細澤で

青柳電子 斎藤様 いつもお世話になっております。文化シヤッターの細澤です。 コンデンサ容量のばらつき精度を±10%->±1%に変更した件に関して、顧客から３点の質問が来ており、ご教授頂けないでしょうか？お手数お掛けして申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。 1.原因の1つとして、モータドライバICの故障が、過電流検出回路のバラツキによるものと なっていますが、バラツキと故障との因果関係がよくわかりません。 過電流が流れたときに、本来であればICが故障する前の段階でアラームを出して 過電流をストップさせなければいけないが、過電流検出回路の反応が遅かったために 過電流でICが故障した後に過電流検出した、という意味でしょうか？A;モータドライバIC破損の原因特定を出来ませんでした。申し訳ございません。 また、コンデンサ容量のばらつき精度を±10%->±1%に変更につきましては、 設計上で現状の部品仕様で問題無いものと判断をしておりますが、過去の経験で 部品不良（スペック外れ）の想定もされ、更なるIPM保護回路の部品余裕度を考え、変更をしました。 2.対策でコンデンサの精度を±10% ⇒ ±1%に変更することにより、検出時の エッジ立ち上がり時間を急峻にする(検出感度を敏感にする)、という対策だと思いますが、 外来ノイズに対しての検証は行なっていますか？ 敏感になっている分、ノイズにも反応 しやすくなっていると思います。A;部品容量の変更が無いことで、エッジ立ち上がり時間とノイズ等の影響は無いと考えます。 3.上記コンデンサの温度特性は考慮されているでしょうか？ A;現行品と同じ、温度B特性（温度による変化少）の部品指定としています。