に、導体1の両端部は絶縁性ガス4と接することとなるため、固体絶縁物2でモールドされた箇所に比べて電界が厳しくなる。導体径を小さくしすぎると円筒状である導体1周辺の電界が高くなり、導体1と接地タンク間における絶縁が保てなくなるという問題も生じる。このように導体1の両端部付近の径D1は作業性上、絶縁性能上の要求から一定の径寸法を確保する必要がある。【0019】 一方、導体1であって、固体絶縁物2で被覆された箇所においては、上述の導体1の両端部のような作業上の要求がない。また、絶縁性能についても絶縁性ガス4と接する箇所のように接地タンク間との絶縁を考慮する必要がない。更には、図3において後述するように、固体絶縁物2は三重点10Bと鉄心3との絶縁距離が十分に確保できるように凸形状となっている。