「認知症の方が本人らしい生活を送れるように」、「認知症の方と家族の方が穏やかに過ごせるように」支援するために、安心して過ごせる環境整備や働きかけを行うこと、個人に合った適切な運動や作業・活動の提供を行うことは重要です。認知症の方と認知症の方を取り巻く全ての環境を評価し、行動・心理症状の原因を取り除くためのアプローチを行います。記憶障害や見当識障害、遂行障害などの中核症状に対しても、覚醒を促して指示が入りやすい状態を作る、反復学習を促す、関わるスタッフ全員の対応を統一するなどを行い、外部からの情報が入りやすい環境を作ります。