より洗浄効果を高めるには、液体に含まれている空気を取り除く必要があります。液体の純度と、溶存酸素量に着目して、超音波を高度に利用するシステムを、キャビテーション強化システムといいます。空気の除去をすすめていきますと、キャビテーションの分布が変わってきます。溶存酸素量、DO値が3~4PPMでは、このような分布になります。液面では、小さな盛り上がりと、小さな波が発生しています。さらに脱気が進みますと、このような分布になります。液面全体に細かい干渉縞が見えいます。そして、細かいしぶきが発生します。このような状態になると、より効果的な洗浄ができます。