なお、カイラルネマチック液晶表示素子は、長期間にわたって表示データの再書き込みがなされなくても表示内容を維持できるのであるが、長期間にわたって書き換え動作がなかった場合には、例えば1日に1回、または1週間に1回など、所定期間毎に表示データの再書き込み(リフレッシュ)を行うことが好ましい。例えば、メインCPU301は、給電されている期間において、広域無線通信モジュール405が変更後の表示データを受信しなかった場合でも、メモリ回路303に記憶されている表示データを駆動回路408に出力して、カイラルネマチック液晶表示素子の表示内容を、表示データにもとづいて書き換えさせる。変更後の表示データを受信しなかった場合には書き換えの前後で表示内容は変わらないはずであるが、このような制御を行えば、何らかの原因によってカイラルネマチック液晶表示素子の表示内容が変わっている場合に、正常な表示内容に戻すことができる。
また、アンテナ108は、表示装置11に内蔵されていることが好ましいが、筐体が金属製である場合には、表示装置10の外部に露出させる。その場合、アンテナ108を、樹脂等のカバーで保護することが好ましい。
また、メインCPU301は、USBメモリやCFカードが装着され、給電が開始されると、USBメモリまたはCFカードから表示データまたはコマンドを取得した直後に、データ収集回路306から温度センサ307および湿度センサ308の検出信号を入力する。そして、検出信号が示す値をUSBメモリまたはCFカードに書き込むようにしてもよい。また、サブCPU201から送信された電圧センサ403の検出値に応じた状態情報(ステータス情報)を、USBメモリまたはCFカードに書き込むようにしてもよい。