炭素鋼を变態奌以上の適当な溫度(S10Cの場合約850°C)に加熱して均一な組織とした後,水冷.油冷その他の方法で急冷することによって極めて硬い組織とする操作を燒入れという.燒入れ鋼は硬され非常に高いが,內部应力と燒入れ組織自体のもろさのためそのままでは使用に適さない.したがって,ぜい性を改善し硬さを調節し,じい性を增すために变態奌以下の適当な溫度に加熱した後放冷する.この操作を燒きもどしという.燒きもどし溫度が高いと硬度は下がるが,內部应力の除去などによって大きいじい性が得られる.硬度により強さとじい性を第一とする鋼では,550~600°Cで燒きもどしをする.しかし硬度,耐磨耗性を要求される工具鋼では,200°C內外で燒きもどしをするものが多い.下図は,炭素鋼(0.35%C)の燒きもどし溫度の上昇による硬度の減少を示す
炭素鋼を变態奌以上の適当な溫度(S10Cの場合約850°C)に加熱して均一な組織とした後,水冷.油冷その他の方法で急冷することによって極めて硬い組織とする操作を燒入れという.燒入れ鋼は硬され非常に高いが,內部应力と燒入れ組織自体のもろさのためそのままでは使用に適さない.したがって,ぜい性を改善し硬さを調節し,じい性を增すために变態奌以下の適当な溫度に加熱した後放冷する.この操作を燒きもどしという.燒きもどし溫度が高いと硬度は下がるが,內部应力の除去などによって大きいじい性が得られる.硬度により強さとじい性を第一とする鋼では,550~600°Cで燒きもどしをする.しかし硬度,耐磨耗性を要求される工具鋼では,200°C內外で燒きもどしをするものが多い.下図は,炭素鋼(0.35%C)の燒きもどし溫度の上昇による硬度の減少を示す<br>
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