特許請求の範囲】【請求項1】 加工対象であるワークを保持するワーク保持手段と、加工具とを具備し、該加工具を回転駆動し、ワークに当接する前記加工具における加工点をワーク保持手段に保持されたワークに当接させてワークを加工するワーク加工装置において、 第1の加工具と、 前記第1の加工具を回転駆動させる第1のモータと、 第2の加工具と、 前記第2の加工具を回転駆動させる第2のモータと、 前記第1の加工具、前記第1のモータ、前記第2の加工具および前記第2のモータが設けられている第1の回動ベース部と、 水平方向に向く第1の軸線を有し、該第1の軸線を中心にして、前記第1の回動ベース部を鉛直面内で回動させる第1の回動手段と、 前記第1の回動ベース部および前記第1の回動手段が設けられている第2の回動ベース部と、 水平方向に向く第2の軸線を有し、該第2の軸線を中心にして、前記第2の回動ベース部を鉛直面内で回動させる第2の回動手段と、を具備し、 前記第1の加工具における加工点から前記第1の軸線までの距離と、前記第2の加工具における加工点ら前記第1の軸線までの距離と、前記第1の軸線と前記第2の軸線との距離とがいずれも同じであり、 前記第1の回動ベース部が前記第1の軸線を中心にして回転することで、前記第1の加工具における加工点と前記第2の加工具における加工点とが共に第2の軸線上の位置に設定可能であることを特徴とするワーク加工装置。【請求項2】 前記ワーク加工装置を覆うカバーと、正面側に設けられた前記カバーの開口部を開閉するための開閉扉とを具備し、前記第1の軸線と、前記第2の軸線とが正面方向を向いていることを特徴とする請求項1に記載のワーク加工装置。