溶接条件の選定に当っては,溶着金属および溶接熱影響部の軟化,粗粒化による強度,ジン性の低下を考慮し,これらの影響ができるだけ少なくなる様な溶接入熱量,予熱,パス間温度,『層数を選定しなければならない.まず被覆アーク溶接およびサブマージアーク溶接では溶着金属中のSi,Mnが高くなり,かつ不純物の含有量が比較的多くなるので,溶接割れを発生し易い.特にサブマージアーク溶接は,溶接入熱が大きいと結晶粒が粗大化し,溶接割れが発生する可能性が大きい21)。つぎに,TIG溶接は,最も信頼性の高い溶着金属が得られる溶接方法であり,溶接条件としては溶接電流,アーク電圧,溶接速度,ワイヤの送給速度の要因がある一これらの要因のうちで最も注意しなければならないものは溶接速度で,高速度になると溶着金属に高温割れが生ずることがある.したがって,前述の軟化領域を考慮し,低溶接入熱量,低溶接速度で溶接を行なわなければならない.表―14にTIG溶接条件の1例を示す.つぎにMIG溶接では,プロホールの発生が問題である.プロホール,溶接入熱量,強度の関係について,18%図―1518%Niマルエージング鋼のMIG溶接継手の引張強さと溶接入熱量との関係Ni鋼のMIG溶接に対して,D,A.Canonicoが明らかにしている結果によれば,プロホールを防止するためには,溶接入熱量を上げればよく90,000Joule/25.4mmでほぼ防止することができるが,溶接入熱量が高いために,結晶粒の粗大化と軟化域の幅が広くなるために,強度が低下する.したがって,プロホールと溶接入熱量と強度との兼合から,45,000Joule/25.4mmを推奨しており,また溶接速度が254mm/min以上になると,トレシングシールドが必要であるという結論を出している.図―15にD.A.Canonicoが求めた強度と溶接入熱量との関係を示すが,MIG溶接における適性溶接条件の選定は非常にむずかしい.3.2.3熱処理条件マルエージング鋼を用いて,溶接構造物を製作する場合,最も問題となるのは熱処理条件である.製作手順としては,18%Niおよび12%Niマルエージング鋼の場合には,大別して溶体化処理→ 加工→ 溶接→時効処理の方法および溶体化処理→ 加工→ 溶接→ 溶体化処理→ 時効処理の二方法がある。すなわち,溶接後に溶体化処理を行なうことにより,前にものべたように溶接部に生ずる軟化領域をなくすることができ,それによって高い継手強度が得られると同時に,デンドライト組織がなくなるためにジン性が向上する.またその他に,溶接による残留応力をほとんど完全に除去できる.これに反して,溶体化処理を行なうことによる変形の問題が新らたに生じてくる.これらの点から考えると一般的には大形の溶接構造物の場合には,溶体化処理による変形も大きく,また熱処理用の炉が設備上問題となり,溶体化処理を行なわないが,高性能が要求されしかも構造物の形状が単純なものは,設備上許るされるかぎり溶体化処理を行なう方がよい.つぎにマルエージング鋼では,その強度特性が時効条件によって最終的決定されるので,時効温度,保時時間の設定には最も注意を要する.特に母材の成分,溶着金属の成分熱処理の温度,保持時間などそれぞれバラツキがあるので,これらの点を特に考慮し,最終的な熱処理条件を決定せねばならない.なお大形の構造物では熱処理時の変形,温度差が大となるので特に問題は深刻である.以上の点を勘案し,それぞれの構造物に適した熱処理方法,熱処理条件を選定しなければならない,
焊接条件的选定,焊接金属及焊接热影<br>考虑到声部的软化、粗粒化的强度、琴弦性的降低,<br>焊接热量尽量减少这些影响,<br>必须选定预热、路径间温度、层数<br>首先覆盖弧焊接及子合弧焊接<br>溶着金属中的Si,Mn变高,且杂质的含量<br>焊接裂纹比较多,容易发生焊接裂纹.<br>电弧焊接,焊接热大,结晶粒粗<br>大化,发生焊接裂缝的可能性大的21)。<br>其次,TIG焊接,可靠性最高的焊接金属<br>焊接条件为焊接电流,焊接条件为<br>电弧电压、焊接速度、线传输速度等因素<br>这些因素中最应该注意的<br>焊接速度,高速度时,焊接金属出现高温裂纹.<br>因此,考虑到上述软化领域<br>应以低焊接入热量和低焊接速度进行焊接.<br>表14表示TIG焊接条件的一例<br>其次,在MIG焊接中,Prohor的产生是问题.<br>焊接热量,强度关系18%<br>图表-1518%Nimarging钢的MIG焊接<br>接头的拉伸强度与焊接入热量的关系<br>对于Ni钢的MIG焊接,D,A.Canonico明确表示<br>结果表明,为了防止专业漏洞<br>提高焊接热量即可达到90,000Joule/25.4mm<br>大体上能防止,不过,因为焊接入热量高<br>结晶粒的粗大化和软化域的幅度变大<br>因而,管和焊接入热量会下降.<br>从强度的兼容,推荐45,000Joule/25.4mm.<br>焊接速度在254mm/min以上<br>得出了需要单盾的结论.<br>图15中D.A.Canonico要求的强度与焊接入热量<br>在MIG焊接中选择适性焊接条件<br>很难定下来<br>3.2.3热处理条件<br>用万能钢制造焊接构件的场合<br>最成问题的是热处理条件<br>均为18%Ni和12%Nimarging钢场<br>焊接→时效处理.<br>方法及溶体化处理→加工→焊接→溶体化处理→时效<br>有两种处理方法。即,焊接后进行溶化处理.<br>焊接部前面粘糊糊地生长<br>可消除软化领域,从而提高接头<br>在获得强度的同时,会失去丹光组织<br>另外,由于焊接造成的残留物<br>几乎完全可以消除留应力.<br>由于进行体化处理而产生的变形问题<br>从这些方面来考虑,一般来说是大型的焊接.<br>在构造物的情况下,由于溶体化处理的变形很大,且<br>热处理炉在设备上成为问题,进行溶体化处理.<br>高性能要求且结构物的形状单纯.<br>只要设备上允许,就进行溶体化处理.<br>为好.<br>其强度特性仅限于时效条.<br>时效温度,保时时间<br>特别要注意母材的成分,熔敷金的设定.<br>属成分热处理的温度,保持时间等各不相同<br>因为有基,特意考虑这些点,最后进行热处理<br>还必须决定大型结构的热量.<br>因为处理时的变形,温度差变大,所以问题特别严重.<br>有.<br>考虑以上几点,对各个构造物的热处理<br>方法,必须选定热处理条件<br>
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