しろくろどんのお誕生日を祝いたい小説モドキ【破壊光線よりも流星群よりもギガインパクトよりも】みなさん元気ですか。アタシは元気からかなり滑り落ちた感じで憂鬱寸前です。アタシは2年間行方不明になっていた。どうして行方を眩ましていたかというと、いたって簡単。単純明快な理由。『病みに病んだ奴らがうぜぇ』ということだけだ。いやそれだけじゃないんだけど。それも含むってことで。だっていっつもアタシの部屋の家具の位置は変わってるしベッドの下で何かが住んでるし下着は新しく買ってちょっと穿いただけですぐ無くなるし病んだ奴らからもう犯行予告なんじゃないかってくらい危険な『手紙(形はさまざま)』をもらうし…。もう、アタシはあそこに住めないと思った。ママには悪いと思っている。あそこでずっとアタシを育ててくれていたのに。親不孝なアタシでごめんね。ときどき帰ってくる形ならいいと思ったんだ。でも、現実はとーっても嫌味なものだった。