発音に②自信がないので、授業の声は小さく、発音指導もなかった。宿題も単語 100 回ずつ書くといったものばかりだった。2 年生で英語専門の教師に変わり、授業内容の差に驚いた。私たちは、発音記号も読めず文法も分からず、しばらく授業に付いていけなかった。それ以来、③苦手意識が生まれてしまい、受験は暗記で乗り越えたが、「聞く」「話す」といったコミュニケーションについては今も下手である。現在、自信を持って英語を教えられる小学校教師はどれぐらいいるのだろうか。自信のない教師に教えられても子供は伸びないだろう。教師の質が確保できないなら、④必修にはしないでほしい。5 年後、わが子が小学生になるころはどうなっているのだろうか。どうか⑤私たちの経験した教育だけはしてほしくない。問い61、①「英語の教師」についての説明に合っているのはどれか。A 社会科の担当だったが、大きな声で教えた。B 文法を中心にして熱心に生徒に教えた。C 宿題だけで授業では何も教えなかった。D 発音指導はしなかったが、単語は教えた。62、②「自信がない」とあるが、誰のことか。A 中学 1 年の生徒 B 筆者 C 中学 1 年の時の英語先生 D 中学 2 年の時の英語先生63、③「苦手意識が生まれてしまい」とあるが、その理由はどれか。A 受験は暗記したものばかりだったから B 授業に付いていけなかったからC 毎日単語を何回も書いたから D 英語の先生が好きではなかったから64、④「必修にはしないでほしい」と言っている理由はどれか。A 教師の質が下がっているから B 小学生には早すぎるからC 聞く」「話す」を教えないから D 苦手意識が自然に生まれるから65、⑤「私たちの経験した教育」はどういう教育だったか。A 英語専門の教師に教えられた教育B 自信のない教師に英語を教えられた教育C 子供を伸ばす英語教師に教えられた教育D 発音記号が読めない教師に英語を教えられた教育