れらの要因により、導体1を固体絶縁物2で被覆した箇所においては、導体径をD1よりも小さいD2に形成し、鉄心3を導体1方向に近づけて配置することが可能となる。即ち、導体径を小さくすることで導体1と鉄心3間の絶縁距離を確保しつつ、且つ三重点10Bと鉄心3間の絶縁距離についても固体絶縁物2の沿面距離により確保された状態で鉄心3を導体1方向に近づけて配置することが可能となる。【0021】 なお、本実施例では、導体1の少なくとも鉄心3と対向する部分において径D2を形成している。こうすることで、導体1が鉄心3で囲まれた部分の変流器の径D3の寸法を縮小することができる。【0022】 また、径D1から径D2に至る境界部1Aは滑らかな曲面状に形成されている。こうすることで、2つの異なる径の境界部分で電界集中が発生することを防ぎ、固体絶縁物2内での電界緩和を図っている