下記件、MJ電技での調査結果を連絡します。 測定結果及び、ロータ外観チェックの状況から、着磁工程が飛ばされている(ロータマグネット未着磁)と判断します。 理由添付資料1つ目最終試作不具合機のロータコア外周にマーキング無同制御評価機のロータコア外周にマーキング有このマーキングは着磁を行った際につけるマーキングです。そのマーキングが不具合機のロータにはないため、着磁工程が飛ばされている可能性が非常に高い。 添付資料2つ目制御評価機のロータFLUXを100%とした場合、不具合機のロータFLUXは47%。通常の熱減磁では考えられない値です。一方で、不具合機のコイルに変色、異臭はなく、抵抗値も制御機とほぼ同等。表面磁束密度波形もどの極も均等に小さいことから局所的な減磁が起こったとは考えにくい。 以上より、不具合機は未着磁品が混在したと結論づけられると考えます。 尚、本ロータは量産品を取り寄せたと伺っていますが、最終試作のために特別に作製したものではないか、今一度MCC生技、関係部署にご確認をお願いします。既存機への影響はないかを危惧しております。 耐久機をどのようにするか決まりましたら、ご連絡をお願いします。不具合機にこのマーキングはない